初心者の私が、気ままに…綴る 昆虫採集・飼育観察メモ

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ヒメヒラタ 大特集
予め 皆さんに 申し上げておきます。 自分は・・クワガタの専門家でなく へっぽこです。
なので、以下の内容は、素人の観察による 意見になりますので、ご了承くださいませ。
それと・・今度は 遊びに来ているブリーダーさん宛の伝言 になりますが・・今回のこの記事、

かなり マニアック になりますので、ご注意ください。(爆)

はっきり言って・・この記事内容は 書くかどうかで、かなり迷いました。(^_^;)
なぜならば、あまりにもマニアックすぎるので・・興味を持つ人が居ないかもしれません。
でも・・本日は 思い切って、この記事をアップする事にしました。 なぜならば・・
現在 自分の中で 一番ハマっている 外産クワガタの記事だからです。(*^^)v
それでは・・いきましょう、今日の主役世界最小のヒラタクワガタである、ヒメヒラタです。


現在、我が家では・・計7産地のヒメヒラタ産地&系統別に 計150頭ほど飼育しております。
本種を飼育し始めた1年ほど前は、産地ごとの違いが イマイチ分かりませんでしたが、
こんな感じで、複数の産地を、産地別に 大量に飼育していると、意外にも・・
オオヒラタと同様に、ヒメヒラタも・・産地ごとに 僅かな違いがある事が判明し、
ブリードが簡単である事もあって、自分は ヒメヒラタの飼育に ハマってしまいました。(笑)
とりあへず、今日は…我が家で飼育中の7産地における現状報告でも・・しておきますね!(*^^)v
上でも書きましたが・・以降は 地味に長く マニアックですので、あしからず。(笑)


なお、ヒメヒラタの基本的な飼育方法については・・コチラ


ヒメヒラタ スーラ諸島 タリアブ島産 ブルードラゴンさん系統
ヒメヒラタ ♂ タリアブ島ヒメヒラタ ♀ タリアブ島
この産地のヒメヒラタが、おそらく国内でよく見かける ヒメヒラタの産地だと思います。
ただ、数年前に・・野外品で 1ペアが入ったきりで、それからの野外品の再入荷がないので、
おそらく今 国内に存在するタリアブ島産は、この1系統(F3)のみだと思われます。(^_^;)
自分にとって このタリアブ島産は、一番最初に入手したヒメヒラタの個体群なので、
ココの産地を基準に 考えていた関係で・・色々な産地を飼育して始めて気づいた事ですが・・
この産地のヒメヒラタは、自分の知る限り・・♂最大23ミリと 一番大きくなります。
また、3令♀の卵巣は・・他産地では見られますが…この産地は、なぜか 確認できません。
それと・・この産地は、他産地に比較して 体全体がツヤ消しになるのも…特徴的ですね。
ちなみに、よ~く見ると 頭楯突起の先端が三叉に別れ、四角い形状をしております。

現在、採卵セットを組みましたので・・順調に取れることを願います。(*^^)v


ヒメヒラタ 台湾 台東県 蘭嶼産
ヒメヒラタ ♂ 蘭嶼産ヒメヒラタ ♀ 蘭嶼産
この産地ヒメヒラタは・・今から1年ほど前に、某オクにて多少の流通が見られました。
台湾南部の離島である蘭嶼産ヒメヒラタも・・タリアブ島と同様に 結構大きくなりますが、
それでも・・蘭嶼は タリアブ島を越えることはなく、♂最大で21ミリ前後でした。
なお、ここの産地にだけに限らず 台湾の離島に生息するヒメヒラタの特徴としては・・
胸部に丸みを帯び、雌雄を問わず、全体的に身体の光沢が強くなるのが非常に特徴的です。

それと、台湾に生息するヒメヒラタの特徴として・・全体的に赤みを帯びる という記述を
何処かで見た事がありますが・・・コレに関しては 自分で多数ブリードしてみた実験結果では
黒い個体と 赤みを帯びる個体が交互に出てくる事から 単なる個体差かと思います。
また、3令♀の卵巣は・・鮮やかなオレンジ色をしており、北部の緑島とは…濃さが違います。
さらに、この産地のヒメヒラタは・・大型♂になると、ドルクスコブが薄くなる といった
やや不思議な特徴(?)が高確率で 出ますので、北部にある緑島との判別は可能だと思います。
ちなみに、この産地も・・頭楯突起の先端が三叉に別れ、四角い形状をしております。

現在、我が家では・・4系統います。 とりあへず後食済みの2系統でセットを組んでおります。
この産地は・・今後の入荷が かなり難しいと思うので 大切に飼育して行きます。(*^^)v


ヒメヒラタ 台湾 台東県 緑島産
ヒメヒラタ ♂ 緑島産ヒメヒラタ ♀ 緑島産
この産地のヒメヒラタは・・上で紹介した蘭嶼と違い、ほとんど流通がないと 思われます。
自分の知る限りで、この産地は…ヒメヒラタが生息する離島における北限に当たります。
そのためか、この産地の個体群を飼育すると 同じ飼育環境かつ 同じマットであるにも拘らず、
タリアブ島やフィリピン系統のヒメヒラタに比較して 幼虫の成長が遅いです。
なお、3令♀の卵巣は・・薄いオレンジ色であり、南部の蘭嶼ほど濃くは有りませんでした。

成虫サイズに関しては、なぜか あまり大きくならず ♂最大で18ミリ前後と言う感じです。
また、この産地は、大型の♂になればなるほど、ドルクスコブが目立つ様になりますので、
南部にある蘭嶼産の個体群との判別は、慣れれば可能かと思われます。(♀は不可能。)
ちなみに、この産地も・・頭楯突起の先端が三叉に別れ、四角い形状をしております。

現在の我が家では・・昨年入荷した野外♂がまだ生きておりますので、2系統います。
とりあへず、今季は インラインブリードとアウトラインブリードの 計2セットが組めそうなので、
この2つの系統を 絶やさぬ様に、しっかりと管理し 飼育していきたいですね。(*^^)v


ヒメヒラタ 台湾 台湾本島 北部産
ヒメヒラタ ♀ 台湾本島産
この産地におけるヒメヒラタの生体は・・国内において おそらく自分しか持っていません。
入手先は、極秘ですが・・台湾便のとある種に混ざって 今季1♀のみ 偶然入荷しました。
産地の詳細は あまり書けませんが、今まで台湾におけるヒメヒラタは、
台湾の離島(蘭嶼&緑島)と台湾本島の南端からしか、正式な記録がありませんでしたが・・
この個体は 本島の北部から入荷しましたので、ヒメヒラタの初記録では? と思われます。
これにより、自分の知る限りで、この産地が ヒメヒラタが生息する北限に当たると思います。

この産地は 野外♀1頭しかいないので、緑島 及び蘭嶼産との違いが分かりませんでした。
ただ、胸部に丸みを帯び、雌雄を問わず、全体的に身体の光沢が強くなる という
台湾の離島系ヒメヒラタの特徴 は、台湾本島の個体であっても・・しっかり出ていました。
なお、野外品1♀で入手したので、3令♀の卵巣の色などについては 不明です。

現在、採卵セットを組んでおり 幸運にも…セット後直ぐに、産卵が確認できました。
とりあへず、我が家で 国宝級に貴重なヒメヒラタなので、大切に飼育していきます。(*^^)v


ヒメヒラタ フィリピン ルソン島産
ヒメヒラタ ♂ ルソン島産ヒメヒラタ ♀ ルソン島産
ルソン島産は、流通しているヒメヒラタの中で、野外品の入荷が 最も多い産地と思われます。
フィリピン系のヒメヒラタは・・今まで紹介した ヒメヒラタにおける産地個体と比較して、
♂の平均15ミリ前後と非常に小型で、頭楯突起の先端が三叉にならず、丸い形状をしております。
これらの点から、真剣に分類すれば…近い将来 亜種になるのでは? と、思っております。
また、このルソン島産におけるヒメヒラタ成虫は、例外なく 雌雄ともに 赤みを帯びます
コレを見た時、フィリピンも…台湾と同様に個体差かも? と思いましたが・・3系統全ての個体が、
雌雄共に 必ず赤い個体で羽化 し、黒い個体が1頭たりとして羽化して来ない事から、
これは個体差では無く、産地的な特徴の様に 強く感じられました。(*^^)v
なお、3令♀の卵巣は・・薄いクリーム色であり、他産地と比較し 非常に小さく見にくいです。

現在、2系統でセットを組んでおり 幸運にも…セット後直ぐに、産卵が確認できました。
野外品の入荷数が多いとはいえ、ルソン島も 他産地と同様に大切に飼育していきます。(*^^)v


ヒメヒラタ フィリピン ○○島産 たけろうさん系統
ヒメヒラタ ♂ フィリピン とある島産ヒメヒラタ ♀ フィリピン とある島産
自分にとって 数少ない ヒメヒラタ好きの仲間である たけろうさんから頂いた個体群です。
残念ながら・・紳士協定により詳細の島名部分については、書く事が出来ません。(^_^;)
この産地のヒメヒラタは・・台湾の緑島産と共に、所有している方が非常に少ないと思われます。
見る限り この産地の個体群は・・ルソン島の個体群とほとんど差がないと思われますが、
あえて上げるならば ♂の大アゴがより湾曲し ドルクスコブが、やや薄いように感じられました。
なお、新成虫の状態で譲ってもらったので、3令♀の卵巣の色などについては 不明です。

新成虫で譲ってもらった為・・現在、後食待ちの状態であります。
この産地は・・緑島産と同様に、かなり入手困難だと思うので、大切に飼育せねば。(^_^;)


ヒメヒラタ フィリピン ミンダナオ島産
ヒメヒラタ ♂ ミンダナオ島産ヒメヒラタ ♀ ミンダナオ島産
我が家で飼育中のフィリピン系のヒメヒラタの中で、最も貴重な産地です。
現在 この産地におけるヒメヒラタの生体は・・国内において おそらく自分しか持っていません。
ある方いわく、今後の入荷は・・・ほぼ見込めないという事なので、非常にヤバイです。

この産地の個体群は・・今まで見た フィリピン系のヒメヒラタの中で、最も変わっております。
この個体群を見るまで フィリピン系のヒメヒラタは・・全て赤くなる と思っていましたが・・・
上記の個体群を 見ると分かりますが この産地はタリアブ島と同様に、ツヤ消しで黒くなります。
しかし、この個体群は タリアブ島と同じ系列で無く 間違いなく フィリピン系列の様で
平均サイズ及び、頭楯突起の部分については その他のフィリピン系ヒメヒラタの特徴を有しており、
♂平均15ミリ前後と非常に小型で、頭楯突起の先端が三叉にならず、丸い形状をしております。
なお、野外品の2♂1♀で入手したので、3令♀の卵巣の色などについては 不明です。

現在、12頭の幼虫が取れて・・再セットを組んでいる状態です。
なんとか、価値が分かる方に 配れるぐらいまで、沢山増えてほしいところです。(^_^;)



以上・・我が家で VIP待遇にて 飼育中の個性豊かなヒメヒラタのご紹介でした。
今回の記事は…非常にマニアックかつ ほとんど意味不明だったかもしれませんが・・
こんな自己満足な文章を 最後まで、目も通していただき 本当にありがとうございました。m(__)m

本種は 19ミリ前後の世界最小のヒラタですが・・非常に奥が深いムシだと思います。
是非、ヒメヒラタを 飼育する機会があれば・・飼育してみてください。 カワイイですよ!(*^^)v
ちなみに・・この記事は、4700文字となりました。  ちょっと 書きすぎました。 すいません。(爆)


最後に・・我が家で飼育中の7産地のヒメヒラタは、自分ひとりの力では・・
到底 入手することができない産地ばかりで、色々な方に様々な面で大変お世話になりました。
この場を借りて そのお世話になった方々にお礼を申し上げ、今日の記事を締めたいと思います。
人気のない マイナー種であるにも関わらず、本当にありがとうございました。


追伸
この記事を読んだ方で 自分の所持していない 貴重な産地のヒメヒラタ生体を
幸運にも お持ちのブリーダーさんが もしいらっしゃいましたら・・
この記事のコメント欄に 何か書き込んでいただければ幸いです。 宜しくお願い致します。m(__)m
特に、スラウェシ島・ラノンガ島・タイ王国・スライヤー島産には、地域的にかなり興味があります。
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ヒメヒラタ 飼育方法
さて、この記事内容を いつ頃 掲載しようか、ブログ開設当時から 悩んでいましたが・・・
他に記事が書けるほど、面白く進展している種がほとんど居ないので、掲載します。(^_^;)
当ブログは、飼育している種が一番多い外産ネブトの飼育がメインでなく、世界最小のヒラタである、
本種・・ヒメヒラタ こそ、当ブログの主役・・いわゆる メイン なのです。(*^^)v
それではまず、本種は・・詳しい情報がほぼない種なので、基本的な飼育方法から、綴っていきます。
ヒメヒラタ ♂ タリアブ島ヒメヒラタ ♀ タリアブ島
ヒメヒラタのブリードは、毛のないサビクワガタ と考えてくれれば、大丈夫で、
日本に居るヤマトサビ・台湾に居るタイワンサビと同様に、ブリードは極めて簡単な種類です。
                   
採卵セットは、ミニケースに微粒子のマットを硬く詰め、24度前後で管理すれば大丈夫で、
そのセットに成熟したペアを入れておけば・・簡単に2桁の次世代が得られます。(*^^)v
本種は・・材にも産卵する種ですが、成虫の大きさが20ミリ前後しかない小型種なので、
卵の大きさが本当に小さく、見落とす可能性が多いので・・入れない方が無難かと思います。
なお、本種は 凶暴なヒラタクワガタの仲間ですが・・♂♀共に 20ミリ前後しかない種なので、
♀殺しの危険性が限りなく、ゼロに近い ので、雌雄での同居飼育が可能です。
                    
幼虫期間は、3ヶ月~6ヶ月と非常に短く、菌床・マット・材 どれを使っても飼育可能です。
ただ、どれを使用しても・・それほど 羽化サイズが変わらないので、マット飼育がイイと思います。
幼虫の飼育容器は・・プリンカップ最小サイズである、60ccで 大丈夫です。(*^^)v
20ミリを超える大型個体を狙う場合でも・・120ccのプリンカップを用いれば、十分です。

羽化後の新成虫は、25度の管理で ♂♀共に2~3ヶ月ほどで、後食を開始しますが・・・
成虫の成熟には、さらに、1ヶ月ほど掛かるので、この成熟の点だけは十分に注意してください。
なお、成虫の寿命は・・貧弱な見た目から想像できないほど 長く、だいたい2年近く生きます。


さて、ヒメヒラタの基本的なブリード情報だけを 永遠と綴っても・・全然面白くないので、
我が家で飼育中の各産地の特徴(地域変異?)を全て含めた、非常にボリューム満点な
ヒメヒラタ研究報告を
・・・と、言いたい所ですが・・・記事が長くなるので、次回にします。www
マニアックすぎる かもしれませんが・・・ココは 本種がメインなのです。 あしからず。www
なお、研究報告と言っても、自分は・・ 一般人なので、素人の見解となります。(^_^;)
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